こんにちは、じゅんにかです。
ブログのライティングと題して6記事目になります。
僕がブログを書き始めて気になって調べたことをまとめています。
初心者ならではの疑問から始まったことですが、残り2本です。
今日のお話と明日のお話で文章力については終わりになります。
もう少し、お付き合いください。
今回は「こそあど」と読む人を迷わせる表現・言葉のお話です。
前回の「ブログのライティング 言葉の意味の重複と文末の繰り返し」の補足です。
いつか「補完」するものです。といいきりたいです。
こそあどってなに?
みなさんは「こそあど」って知ってますか?僕はしりませんでした。
僕が知ったのは文章力でいろいろ調べはじめてからです。
「ブログ」「ライティング」「こそあど」で検索して上位5つの中に
『誰もが1度は学校の授業で「こそあど言葉」を学んだはずですが~』
「こそあど言葉」とは?指示語の正しい種類と用法をマスターしよう(ALTENAS)
はぁ?と思い調べると小学3年生の国語で習うそうです。
僕は記憶がないです。習ってたのかもしれませんが覚えてないです。
みなさんは習いましたか?覚えてますか?詳しくみていきます。
こ・そ・あ・ど 4つの指示語
「こそあど言葉」とは4つの品詞をまとめた総称であり「指示語」とも呼ばれます。
- 指示代名詞(これ・それ・あれ・どれ)
特定の場所・方角・事物などをさします。 - 形容動詞(こんな・あんな・そんな・どんな)
場所・人・物事などをさし、名詞を説明するために使います。 - 副詞(こう・そう・ああ・どう)
同じ文の中に使われている、他の言葉の意味を説明するために使います。 - 連体詞(この・その・あの・どの)
他の言葉を詳しく説明するために使います。
「こ・そ・あ・ど」の音を語頭にもつ言葉で、場所・物・方向・様子・理由などを指し示すときに使います。
種類 | 読者との距離感 | 例 | 用途 |
---|---|---|---|
こ(近称) | 話し手に近い | これ・ここ・この・こう | 自分に近いものを指す |
そ(中称) | 聞き手に近い | それ・そこ・その・そう | 相手に近いものを指す/文脈で直前の内容を指す |
あ(遠称) | 両者から離れている | あれ・あそこ・あの・ああ | 遠い物や既に話題に出た物を指す |
ど(疑問) | 不明な対象を尋ねる | どれ・どこ・どの・どう | 疑問・質問を表すとき |
英語のThisとThatとかに似ているものですね。それはThatに含まれ、どれはWhichです。
こそあどの注意点
「こそあど言葉」だけで済まさない!
- 「これ」や「それ」が何を指しているか、文脈が明確でないとわかりません
何を指しているのかを明確にする
- 悪い例:「これは重要です。」
- 良い例:「ライティングの勉強は重要です。」
指示語だけで終わらせず、「何を指しているのか」を具体的に書くのがポイントです。
文脈で曖昧にならないようにする
- 指示語が連続すると意味がわからなくなります。
✕「これがそれと違うのは、あれのようにできないからです。」
〇「この記事の読みやすさが前回の記事と違うのは、こそあどを意識しているからです。」
つい使いやすい「こそあど」を使っていると思います。
他にも曖昧になり、わかりづらくなる表現をまとめました。
使いすぎに注意!読む人を迷わせる表現・言葉
他にもあります。どれもブログを書く上で絶対に使うものばかりです。
使わないのは無理なので注意しましょうという話です。
抽象的すぎる言葉(具体性がない)
例
- 「多くの人が使っています」
- 「すごいことが起きました」
改善例
- 「毎月5,000人がこのアプリを使っています」
- 「3日でダウンロードが2倍になったのは驚きでした」
→ 数字・固有名詞・具体例を入れることで、説得力とイメージが増します。
確かにすごくわかりやすくなりました。特に数字の力は大きいです。
曖昧な接続詞
- 例:「しかし」「なので」「それで」「ところで」「ちなみに」など
→ 多用すると、文章があいまいに感じられることがあります。
対策:接続の前後でちゃんとつながっているのか見直す。
「それで」や「ところで」は使いがちです。前後を気にしてなかったですね。
漠然とした形容詞・副詞
- 例:「とても」「かなり」「けっこう」「ある程度」「まあまあ」
→ 読む人によって伝わる印象が違うため、伝えたいことがちゃんと伝わりません。
改善例
- 「とても便利」→「スマホひとつで5分以内に予約できる」
- 「ある程度成功した」→「売上が前年比で20%アップした」
かんたんに書いていましたが手を加えるとちゃんとします。
「〜することができる」など冗長な表現
- 例:「使うことができます」「確認することができます」
→ 読みにくくなるうえに、意味が曖昧になることも。
改善例
- 「使うことができます」→「使えます」
- 「確認することができます」→「確認できます」
シンプルに読みやすくなります。
主語や対象が省略されている
- 例:「必要です」「助かります」「考えるべきです」
→ 誰が?何が?がわからず、曖昧な印象になる。
改善例
- 「この記事は、文章力のない僕にとって非常に助かります」
省略してるわけではなくても無意識に省いてることもあります。
「の」「と」「や」に注意!
「の」「と」「や」の多用が気になる理由
- 単調なリズムになりやすい
- 情報の関係性があいまいになりがち
- 読む人にとって冗長に感じられるかもしれない
「の」の連続を避ける
悪い例:ブログの内容の質の向上のための工夫
改善例:ブログ内容の質を高めるための工夫
→「の」を省略し、目的語と動詞の関係を明確に
他の書き換え方:「〜に関する」「〜を目的とした」「〜を高める」などを使う
「と」でつなげすぎない
悪い例:構成とデザインと見出しと導線を見直します。
改善例:構成・デザイン・導線を見直します。
さらに、見出しも重要です。
テクニック
- 「・(中点)」を使うことで視認性アップ
- 意味の区切りで文を分けることでリズム改善
「や」で曖昧な並列を避ける
悪い例:ブログでは写真や動画や図解を使うとよい。
改善例:ブログでは図解や写真などの視覚素材を活用するとよい。
また、必要に応じて動画も効果的です。
解説
- 「や」はあくまで“例”であり、列挙しすぎると焦点がぶれる
- 必要なら「例として」「とくに」など補助語を活用
「こと」にも注意!!
「こと」の多用がよくない理由
- 抽象的になりやすい
例:「大事なこと」「必要なこと」→ 何がどう大事なのか不明確 - 動詞の力が弱くなる
例:「書くこと」→「書く」と表現した方が直接的で力強い
具体的な名詞に言い換える
例:
×「大切なことは継続です」
○「大切なのは継続力です」
×「学ぶことが重要です」
○「学習が重要です」
動詞で言い切る
例:
×「書くことが楽しいです」
○「書くのが楽しいです」
○「書くのは楽しいです」
×「考えることが必要です」
○「考えなければなりません」
○「考える必要があります」
主語や述語を明確にする
例:
×「伝えることが大事です」
○「読者に伝える姿勢が大事です」
○「意見をはっきり伝えるのが大切です」
別の構文に変える
例:
×「知っておくべきことをまとめます」
○「知っておくべき内容をまとめます」
○「事前に理解すべき点を整理します」
抽象を避け、具体に落とす
例:
×「大切なことがたくさんあります」
○「記事タイトルの付け方や見出しの構成など、大切な要素は多くあります」
まとめ
ずらーっとあげていきましたが、どれもよく使うものです。
もっと掘り下げていけば詳しくわかることもあると思います。
国語の勉強ではないので意識することが大切と思います。
今回までの文章力を上げる勉強は知っていて当たり前のことです。
もっと他にもあるかもしれません。追加するかもしれません。
僕は基礎として知れて、よかったと思っています。
知らないよりは知ってるほうがいいくらいの気持ちです。
あくまでも読みやすく、わかりやすく、面白いを目指します。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
「こそあど」は会話にはしょっちゅうでてきます。
「前ゆってたあれあるやん」「あそこどこやっけ?この前いったとこ」
普段の会話はこれでいいんです。なので文章にもあらわれるんでしょうね。
ブログは読み物だから、気をつけないといけませんってのもわかります。
わかりますが、もっと楽に楽しみたいと思います。
気になったら、覗きに来ていただけると嬉しいです。
ほなまた、お会いしましょう!ありがとうございました!!
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