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副業について考える 個人事業主・フリーランス・自営業の違い

副業

こんにちは、じゅんにかです。

副業としてのブログとクラウドソーシングを始めて調べ始めたことがあります。

「個人事業主」についてです。

ブログはまだ収益化もしてませんし、広告すら貼ってません。
クラウドソーシングもまだ0円です。
報酬はいただいてますが、確定しているのは1000円未満です。
進行形での案件や納品結果待ちの案件の報酬が確定しても数千円です。

まだ、早いって!と聞こえてきそうですが、わかっています。
まだ、早いので予備知識として気になったことを調べました。

今回は、「個人事業主」・「フリーランス」・「自営業」の違いのお話です。

個人事業主・フリーランス・自営業の違い

「個人事業主」・「フリーランス」・「自営業」は、日常的に似た意味で使われますが、厳密にはニュアンスや法的な意味が異なります。それぞれの違いを詳しく解説します。

個人事業主

◆ 定義

税務署に「開業届」を提出して、正式に事業を行っている個人。

◆ 特徴
  • 法人格を持たず、個人の名前(屋号)で事業を行う
  • 税務署に開業届を出すことで「個人事業主」となる
  • 所得は「事業所得」として申告し、確定申告が必要
  • 青色申告が可能(条件あり)
◆ 代表的な職種

飲食店経営、美容師、小売業、コンサルタント、ライター など

〇 メリット
項目内容
開業が簡単税務署に「開業届」を出すだけ。無料で1日で可能。
税制優遇(青色申告)最大65万円の控除が受けられる(複式簿記+申告要件あり)。
経費計上が可能事業に必要な支出は経費として所得から差し引ける。
社会的信用届出をしていることで、仕事相手や金融機関からの信頼性が増す。
屋号が使えるビジネス名(屋号)を持てるので、名刺や請求書でもプロ感が出る。
✖ デメリット
項目内容
社会保険が不利国民健康保険・国民年金で、会社員より負担が大きい場合が多い。
経理・申告の手間確定申告(特に青色)は会計知識が必要。ソフト導入など対策が必要。
責任が無限事業での借金やトラブルはすべて個人に返済義務がある。
資金調達が難しい法人に比べて融資や信用面で劣ることがある。
退職金がない事業が成功しても、自分自身への退職金制度は基本的にない。

フリーランス

◆ 定義

企業や組織に所属せず、案件ごとに業務委託で仕事を請け負う働き方をしている人。

◆ 特徴
  • 雇用契約ではなく業務委託契約などで働く
  • 「働き方」の一種であり、法的な登録や届出は不要
  • 実態としては、ほとんどのフリーランスが「個人事業主」として登録している
  • 開業届を出していない場合は、雑所得扱いとなることもある
◆ 代表的な職種

デザイナー、エンジニア、ライター、カメラマン、イラストレーター など

〇 メリット
項目内容
自由な働き方時間や場所に縛られず、在宅・カフェ・海外でも仕事が可能。
自分で仕事を選べる嫌な案件を断る自由があり、好きな分野に特化しやすい。
通勤不要出勤時間ゼロ、満員電車とも無縁。生活の質が上がる。
成果が直接収入に頑張ればその分だけ収入に反映されやすい。
✖ デメリット
項目内容
収入が不安定月によって収入が大きく変動し、生活が不安定になることも。
社会的信用が低い会社員に比べてローン審査や賃貸契約が通りにくい場合も。
孤独・自己管理が必要チームや上司がいないので、全て自己判断・自己責任。
仕事獲得が必須自ら営業・マーケティングをしないと収入が得られない。
福利厚生がない健康診断、有給、育休、退職金などが一切なし。

自営業

◆ 定義

会社員や公務員のような「被雇用者」ではなく、自分で事業をして生計を立てている人の総称。

◆ 特徴
  • 「働き方・職業形態」の総称であり、個人・法人どちらも含む
  • 個人事業主もフリーランスも、自営業に含まれる
  • 店舗経営、工場運営、フリーランス業務など広く該当する
  • 法的な意味というより、社会的な分類として使われる
◆ 代表的な職種

コンビニ経営、美容室、大工、自転車屋、税理士、画家など

〇 メリット
項目内容
自分の裁量で事業ができる店舗経営、サービス提供など自由に設計できる。
成功すれば大きな利益自分の能力と工夫次第で高い収益も可能。
業種が多彩飲食店、美容室、農業、小売などさまざまな業態が可能。
地域密着で展開可能地元に根差して、長期的な信頼関係を築ける。
✖ デメリット
項目内容
事業リスクが高い売上が立たなければすぐに経営が悪化する。
初期投資が必要店舗や設備投資で数百万単位の出費になることも。
業種によっては長時間労働特に飲食やサービス業では営業時間が長く、体力勝負。
法人より税負担が不利になるケースあり一定以上の利益になると法人化した方が節税になることも。

違いを簡単にまとめると

項目個人事業主フリーランス自営業
意味税務上の立場働き方社会的な職業形態の総称
開業届出している出していない人も多い出している場合が多い
法的性格明確な定義あり(税務上)法的定義なし法的定義なし
範囲フリーランスの多くが該当個人事業主の一部が該当両方を含む広い概念
◆ 具体例
  • Aさん(美容室を開業)
    → 開業届を提出して店舗経営 → 個人事業主・自営業(フリーランスではない)
  • Bさん(在宅でWebデザインを受託)
    → 会社に属さず案件ごとに請負 → 開業届を出していれば個人事業主・フリーランス・自営業全て該当
  • Cさん(副業でライティング。開業届なし)
    フリーランス(雑所得扱い)だが個人事業主ではない

結論・使い分けのポイント

状況選択肢
自宅で案件受注・一人で活動したいフリーランス+個人事業主
店舗や事業所を構えて営業したい自営業(個人事業主)
副業として活動し始めたいフリーランス(開業届は後でOK)
事業を継続的に本業化するつもり開業届を出して「個人事業主」になるのが現実的

◆ まとめ

  • 「個人事業主」=税務署に届け出た正式な事業者
  • 「フリーランス」=働き方のスタイル、個人事業主である場合が多い
  • 「自営業」=広い意味で、会社に属さず自分で事業する人全般

副業を掛け合わせる

「個人事業主」・「フリーランス」・「自営業」のことをそれぞれまとめてみました。

ここまでは本業としての場合です。
次は本業があり副業としての、それぞれの違いになります。

それぞれの定義と違い(概要)

用語意味・定義法的手続き主な対象
副業本業のほかに収入を得る活動全般不要(収入次第で申告要)会社員、公務員など
個人事業主税務署に開業届を出している個人の事業者必要(開業届)自営業者・副業者も可
フリーランス企業に属さず、仕事を請け負う働き方不要(開業届で個人事業主に)クリエイター、IT系など
自営業雇用されずに自分で事業をしている人の総称個人または法人の事業主店舗経営、農業、サービス業など

「副業」から見た違い

◆ 副業とは?

  • 本業(会社員など)を持ちながら、収入を得る第二の活動のこと
  • 例:ブログ収益、YouTube、せどり、ライター、コンサル、家庭教師 など
  • 会社員が副業でフリーランスや個人事業主になることも可能

各立場での「副業」との関係性

◆ 1. 副業 × 個人事業主

内容
解説
副業で本格的に稼ぐ場合開業届を出して個人事業主になると、税制上有利(青色申告・経費計上可)
年20万円超の利益→ 確定申告が必須。開業していないと「雑所得」扱いで損しやすい
メリット青色申告控除、赤字繰越、屋号使用、社会的信用など
デメリット会計管理が必要。会社にバレるリスクも(住民税通知で)

副業を本格化させたい人におすすめなのが個人事業主。

◆ 2. 副業 × フリーランス
内容解説
働き方のスタイルフリーランスは「案件を請ける自由業」の意味。届出は不要だが…
多くは個人事業主と重複仕事量が増えると、開業届を出して個人事業主化するのが一般的
メリット働く場所や時間に縛られない。スキル次第で高収入も可能
デメリット安定しづらく、営業や自己管理が不可欠

副業ライター・デザイナー・プログラマーなどは、フリーランス+個人事業主が多い。

◆ 3. 副業 × 自営業
内容解説
広い意味での自営業個人事業主も法人も含む「自力で商売してる人」全体を指す
副業としての自営業例:週末だけのカフェ営業、ハンドメイドの販売なども含む
メリット地域で活動しやすく、顔が見える商売が可能
デメリット本業との時間調整が大変。初期投資が必要な場合もある

リアルな商売系(飲食・小売など)は副業自営業の形で始めることも可能。

ケース別まとめ

ケース適切な分類
会社員が副業でWeb制作を請け負うフリーランス、副業、(→開業届出せば個人事業主)
飲食店を週末に開いている自営業、副業、(→開業届出せば個人事業主)
ハンドメイド品をネット販売副業、フリーランス(→売上次第で個人事業主)
本業をやめて独立した個人事業主または法人、自営業

補足:副業を始めるときの注意点

  • 会社の就業規則を確認(副業禁止のケースあり)
  • 住民税に注意(普通徴収にするとバレにくい)
  • 年収20万円超は申告義務あり
  • 開業届は任意だが、節税効果を得たいなら出すべき

まとめ表

用語意味副業としての活用法的手続き
副業本業以外の収入源すべての活動が該当不要(所得申告は必要)
個人事業主開業届を出した事業者副業が本格化したら検討開業届が必要
フリーランス働き方の名称多くの副業が該当任意(収入増で開業届を)
自営業自分で商売する人店舗やネットショップなど開業届または法人登記

まとめ

仕事のことを考えたときに、今までは会社員(雇用されている)でした。
こんなことを考えもしなかったです。自分には関係ないものと思ってました。

ブログを始め、クラウドソーシングを始め、副業のことを考えだしました。
転職が決まり、今月はバイトで明日から正社員となります。

転職先のことは下記に詳しく書いてありますが、夜職を辞めてから1番嬉しい就職です。

ただ、やりたい仕事ではないです。
こころのそこから、やりたい職ではないのですが嬉しい就職です。

この職場を選んだもう1つの決め手は副業が認められていることです。
今の僕にピッタリと思いました。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

今月は僕にとっていろんなことがありました。
来月にこの内容をもっと深くまで掘り下げようと思っています。

簿記とファイナンシャルプランナーを勉強し、調べなくても自分の知識として身につけていきます。
そして、自分の言葉で記事を書き、誰かのヒントになれたらいいなと思います。

気になったら、覗きに来ていただけると嬉しいです。
ほなまた、お会いしましょう!ありがとうございました!!

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